【海底47m】暗闇×鮫
海底47mの悲劇 鮫映画を紹介
- あらすじ
メキシコで休暇を過ごすリサとケイト姉妹は現地の友達から、海に沈めた檻の中から野生のサメを鑑賞する"シャークケージダイビング"に誘われる。臆病なリサは尻込みするが、好奇心旺盛なケイトに強引に押し切られ、挑戦する。初めて間近で見るサメの迫力に大興奮の二人、しかし悲劇は突然訪れる。ワイヤーが切れ、檻が水深47mの海底まで落下。無線も届かない海の底。助けを呼ぶ声は届かない。急浮上すれば潜水病、海中に留まればサメの餌食。ボンベに残されたあと僅かの酸素でどう脱出をするのか?悲劇はまだこれからだ。
- 見所と登場人物
1.映画始めの青い空に広い海とは一転して、狭く重苦しい檻に深く暗い海底と対象的で、暗闇の描写はチビるくらい心を揺さぶられる。暗さ、恐ろしさにおいてこの映画の演出は一級品だ。
2.主人公二人の心的描写も魅力の一つと言えるであろう。彼女らは当初、鮫に対して恐れは抱くものの檻という安全策がある為、少し余裕があるように見える。しかし直ぐに海底に落とされ姉のリサはパニックになり、妹のケイトは無理をしようとするなど、観ているこちらまでハラハラさせられる。海底に落とされた恐怖で疑心暗鬼になり始めるシーンも最高に良い。
3.この映画を盛り上げているスパイスが、酸素と潜水病だ。通常の鮫映画であれば、浅い海で襲われるだとか、海底の基地で襲われるだとか、はたまた空を飛ぶ鮫に喰われるだとか色々ある。今作は海底と言うこともあり、通常の鮫映画では心配のない酸素ボンベの残量に注意してはいけない事もある。酸素ボンベの吸い過ぎによる窒素ガス中毒や、急激に水圧が下がることによる潜水病など、鮫以外にもハラハラさせられる点があり、詳しくはネタバレになるので書かないが物語の鍵にもなってくる。
- 最後に
まだまだ書きたいことは沢山有るのだが、これ以上書くとどうしても作品のネタバレになってしまう。私はおすすめした映画を読者に視聴して頂きたいので、できる限り抑えてブログを作っていきます。最近の鮫映画のイメージ、『ギャグ路線』から離れている今作。衝撃的なラストを見逃さずに、最後まで視聴して頂ければ幸いだ。
いつもながら、海底47 mの予告編urlを貼らせていただき今回も〆としたい。
ブログランキングはこちらから↓↓↓