【ルーム】家族の絆と初めて見る世界
監禁事件!ヒューマンドラマを紹介
- あらすじ
ジャックはママと一緒に部屋で暮らしていた。ここにはTVやベッドやお風呂と生活に必要なものはある。この部屋がふたりの世界だった。ジャックが5歳になり、ママはジャックに打ち明ける。
「TVで見ている人や物は本物で本当の世界なの」
5歳のジャックはそれまでTVに出てくる世界はすべて作り物で魔法だと考えていた為、混乱する。そんなジャックを諭し部屋からの脱出を図る。脱出は成功し、晴れて自由の身となったジャックとママの新しい世界で生活が始まろうとしていた。
- 概要
ママとジャックが部屋に居る所から物語は始まる。始めは家族の生活のみが映されていくのだが、途中から男が現れ物語は一転不穏な雰囲気に。そしてママは既に7年も監禁をされているという事実を教えてくれる。すぐに脱出を果たし、あれ?もう終わりかなと思わせるがそれだけではこの映画は終わらない。事後に焦点を当てた映画になっている。この映画に関してはこれ以上書くとネタバレ過ぎて観る必要すら無くなってしまうので書かないでおくが、ヒューマンドラマだということもあり、事後の予想がつきやすく体に優しい物語になっている。
- 見所
ジャック役の"ジェイコブ・トレンブレイ"彼の演技力には目を見張るものがある。ママと遊ぶシーンから緊迫する脱出の瞬間、新しい世界になれない姿まで色々な表情・動き・声色が出来ており日本の子役はまだまだだな...と痛感させられる。
- 実際に似たような事件が!!
本作はなんと実話をモデルにしているという。フリッツル事件と言い、2008年に42歳のエリーザベト・フリッツルが警察に24年間地下室に閉じ込められて、自身の父から肉体的・性的暴力を受けていたと訴え発覚した事件であり。性的虐待によって、彼女は7人の子供を産み、1度流産したとのことでこの事件の際には長女が18歳になるまで監禁されていたという...恐ろしすぎる、11歳から性的虐待が始まっていたらしい。
- 最後に
結構似たような映画がある中で、監禁された事後に焦点を当てた本作は珍しいと感じた。しかし単調な部分が多くあり、すごく面白い映画としてはおすすめできない。まあまあという感じ。
以上で今回の記事は終わり、予告編のリンクだけ貼らさせていただきます。
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